青春の光と影


天使の流れるような髪の毛  空中に浮かぶアイスクリーム城
あたり一面が羽 羽 羽  羽で埋め尽くされた渓谷
上から雲を見るとこうなんだけど、

一方、下から見ると雲は  太陽を遮ってみんなに雨と雪を降らすもの
たくさんのことができたはずの日に  それを邪魔してしまうものとなる

私はこうやって『雲』を 対立した両面から見てきた
「上から VS 下から」
この見方をずーーーっとやってきた

でもね そんなことやっている間も 
自分の中のどこかで
「雲ってそもそも幻だったよね」っていう感覚があるの
で、曇って何なのか・・・今の私には全くわからないの



お月様、恋の季節6月、大観覧車、
めまいのするようなダンスのような
おとぎ話って思ってたことが自分にも起きるような
それが愛だと思ってた

でも今はすっかり別物になった
愛は駆け引きのようなもの  一歩引いて のめり込んだらダメ
もし、心がそうなってしまった時は 周りに気づかれないようにね
与えるばかりにならないで

こうやって私は『愛』を 対立した2つの側面から見てきた
「与える側 VS 与えさせる側」
この見方をずーーーーっとやってきた

でも そんなことやっている間も 
自分の中のどこかで
「どちらの愛も幻想でしかない」っていう記憶があるの
これだけ散々 愛を生きてきて 愛をわかっている人は居るんだろうか?
私には 一向にわからない

                    

涙、恐れ、鼻高々になること、 「君を愛してる」って思いっきり叫ぶこと、
夢を叶えること、戦略、注目を集めること
私はこれが人生だと思っていた

でも、今は旧友たちの様子がおかしい
まるで私を否定するように「私は変わってしまった」と残念がる
そうね 実際失ったものもあるし得たものもある
日々生きていれば人は変わるもの

私は『人生』を 対立した2つの側面から見てきた
「勝ち組 VS 負け組」
この見方をずーーーーっと今までやってきた

でも 自分の中のどこかで
「どちらの人生も幻影なんだ」って 実は知っていた気がする
これだけ散々生きてきて 人生がまだ分からないなんてね


私は『人生』を 対立した2つの側面から見てきた
「アゲアゲの時 VS どん底の時」
この見方をずーーーーっと今までやってきた

でも 自分の中のどこかで
「どちらの人生も幻影なんだ」って 実は知っていた気がする
これだけ散々生きてきて  人生がまだ分からないなんてね